
毎度有難うございます。
アサヒエナジーの石田で御座います。
今回のお得意様の銭湯シリーズは、
上京区にございます「長者湯」さんです。
こちら長者湯さんは、私の実家の近くであり、
小中高校生時代には、よく入りに行きました。
メインの湯沸かしは、薪を使用されますが、
たまに重油もお使いになられます。
何十年か経て、よもや重油を配達する事になろうとは、
不思議な縁を感じます。
そんなこんなで、久しぶりに入浴に行きましたので、
ご紹介させて頂きます。
こちらの長者湯さんは、私の好きなサウナはございませんが、それに勝るとも劣らない
美しい地下水からなるお湯とお水があります。
お湯は、熱めの43.7度に設定されています。
先ずは、ぬるめの薬風呂に入って体をゆっくりと温めます。
その後に熱めの深湯に入ります。
汗が出て来ると湯舟に足だけを入れて、足湯状態に。
地下水を使っている為なのか、お湯が滑らかで、
やさしい水あたりです。
この長者湯さんに居てると、とてもリラックスでき、
とても贅沢な時間を堪能できます。

脱衣所の見事な欄間彫刻、銭湯ならではの風景画、柳行李。
時代は平成、令和に移りましたが、この長者湯さんは、
未だに昭和を代表する銭湯。
その昔、午後9時にプロレス生放送が終わると、この長者湯さんに吸い込まれる様に近所の人が入り、柳行李がなくなっていた
事を思い出させます。
遠き昭和の眩しい時代が懐かしいです。
お風呂上がりには、やっぱりラムネです。
昭和のラムネを知っておられる方は、
あのビー玉を器用に操って飲むスタイルを思い出す事でしょうが、昨今のラムネはとても飲みやすく、「グビグビッ」と
喉に流しこみとても美味しかったです。
こちらの長者湯さんには、洗面器片手に雪駄履きで鼻歌まじりで赴くスタイルが良く似合います。
そんな遠き眩しい昭和の銭湯に是非お越しくださいませ。